「今年度に管理栄養士国家試験を控えてるけど、全然勉強してない…。」
「大学4年生だと就活とか臨地実習もあるから忙しい…。いつから勉強すべき?」
現役の栄養学生さんは勉強しないといけないのは分かってるけど、就活や実習などで忙しくて手が付けられないですよね。
でも、勉強に手が付けられないまま国家試験本番を迎えてしまうと、不合格になる未来は見えています。
就活も実習も全力で頑張りたい現役の学生さんは、いつから管理栄養士国家試験の勉強に取り組むのが効率がいいのでしょうか。
結論として、「6月から勉強を始める」のが1つの目安です。
この記事では、管理栄養士の国家試験を経験した私(やっさん)が実体験を交えながら、「いつどんな勉強をしたらいいのか」を紹介していきたいと思います。
効率よく勉強を進めていけば、「国試合格」の結果は必ず付いてきますよ♪
目次
管理栄養士国家試験の勉強は6月スタートが1つの目安
管理栄養士国家試験の勉強を始めるのは、1つの目安として6月から始めるのが良いでしょう。
もちろん勉強を始めるのに、早いに越したことはありませんが、1つの目安として「6月から始める」ということが挙げられます。
「6月から国家試験勉強を始めるのが1つの目安」という理由を以下に示しました。
- 6月ごろに最新の過去問集や参考書が発売されるから
- 各社の国家試験対策の通信講座などが始まるから
- 秋からは模擬試験が多く行われるため、秋までに基礎固めが必要だから
特に過去問集や参考書は、最新のものを持っておくことが重要ですので、発売と同時に購入しておき、勉強の際にすぐそばに置いておきましょう。
QBの問題集は、問題の傾向が、しっかりつかまれていて、何より解説が非常に分かりやすいです。
管理栄養士国家試験受験生にとっては、欠かせない1冊ですよ。
国家試験の勉強を早くから始めるべき理由3つ
管理栄養士国家試験の勉強は、なるべく早くから取り組んだ方が良いです。
なぜかというと以下2つの理由があります。
- 管理栄養士国家試験の出題範囲が膨大だから
- 自分に合った勉強スタイルを見つけた方が良いから
- 早い段階で得点率を上げた方が、メンタル的にも良いから
3つの理由について、深堀していきますね。
管理栄養士国家試験の出題範囲が膨大だから
国家試験の出題数は200問ですが、その200問に対して、出題されるかもしれない範囲が膨大です。
そのため、広い範囲を浅く勉強することで、ある程度得点率は上がりますし、範囲も網羅出来ます。
もちろん、ヤマをはるなんて非常にリスクのあることです。
管理栄養士国家試験は、「出題範囲を網羅したうえで、分からない箇所を見直すこと」がポイントとなります。
膨大な出題範囲を網羅するためにも、早い時期から勉強に取り組みましょう。
自分に合った勉強スタイルを見つけた方が良いから
管理栄養士国家試験に向けた勉強を早く始めれば、自分の合った勉強スタイルが分かってきます。
最初は、自分に合った勉強スタイルというのは分からないですよね。
- 自分はどの時間帯に勉強するのが向いているのか
- 科目ごとにどういったペースで勉強を進めるのか
- どこで勉強するのが良いのか(学校、家、カフェなど)
自分が勉強しやすい環境や時間はどんなものなのかを最初は手探りする必要があります。
勉強を重ねるうちに、自分に合っているスタイルが分かってきて、どんどん勉強が進みます。
自分に合った勉強スタイルが確立するためにも、早く勉強を始めると良いですね。
早い段階で得点率を上げると、メンタル的に良い
早いうちから模試で得点率を上げて合格圏内に近づくと、メンタルが良いまま試験に臨めます。
管理栄養士の国家試験の勉強は決して楽ではありません。
勉強したのに成績が伸びず、模試の点数を見てため息をつくこともあるでしょう。
勉強してすぐ点数が伸びるわけではなく、勉強を地道に続けて、ある時点から成績が伸びるというパターンが多いです。
そのため、国家試験の勉強開始が早いほど、成績が伸びるのを早く実感できますし、「国家試験本番までには合格圏内に入れる」と自信がつきます。
逆に勉強開始が遅いと、国家試験本番が迫っているのにも関わらず、成績が伸びず精神的にしんどくなってしまいます。
国家試験直前に「もっと早くから勉強しておけばよかった」と病んでしまった人を何人も見てきました。
安定したメンタルで国家試験本番を迎えられるためにも、勉強は早くから始めることをおすすめします。
管理栄養士国家試験対策を効率よく勉強する方法
早く勉強を始めた方がいいと分かっていても、具体的に「いつ、どんな勉強をするのか」は目安が欲しいですよね。
ざっくりと以下のような勉強スケジュールが目安として挙げられます。
- 6~11月は基礎力をつける
- 12~2月は実践力・応用力をつける
6~11月の基礎力というのは、暗記をひたすらするなど、勉強する習慣をつけることです。
特に「人体の構造と機能」「基礎栄養学」「応用栄養学」「臨床栄養学」は問題数が多いことや、理解しないと難しいということもあるので、優先的に取り組みましょう。
12~2月は問題を解く「実践力と応用力」をつけましょう。過去問集を最低でも5年分を用意して、何回も解きなおしましょう。
また、問題を解いて、苦手分野だけノートにまとめるといった勉強も良いですね。苦手なところだけを集中して取り組めば、点数アップも速いです。
時々、「全部の範囲をノートにまとめる」という人がいますが、書くことだけに満足して、ただの時間の無駄遣いなのでやめましょう。
私が管理栄養士国家試験対策に取り組んだ時期と方法
私も管理栄養士国家試験を受験し、無事1発合格を果たしたので、参考に勉強をスタートした時期や勉強方法についてお話ししたいと思います。
私が大学4年生の頃は、就活・卒業研究・臨地実習があったので、国家試験勉強に本腰を入れられるようになったのは10月ごろからでした。
そのため、ざっくりと以下のとおり、時期ごとに勉強方法を分けていました。
- 4~8月:一問一答を毎日解く(基礎固め)
- 9月以降:過去問や模擬試験の問題を何回も解きなおす
「忙しい」ということは前から分かっていたので、「4~8月は一問一答の問題集だけは1日〇問やる」と決めて、覚えるくらいには何週もしていました。
一問一答など何か問題集をやり切るだけでも基礎的な部分は網羅出来ますし、自信もつきます。
また、9月以降は、過去問を5年分解いて、間違ったところや知識があやふやなところは、解説を読み、参考書を読んでいました。
「過去問を解く」「間違えたところを見直す」はアウトプットとインプットをセットでできるので、理解が良く深まります。
過去問だけでなく、大学内・大学外の模試も同様に活用し、一度解いた過去問や模試はとっておき、2~3回繰り返し解きなおしていました。
過去問や模試を活用すれば、問題の出題パターンが何となく分かってくるので、得点率もアップしました。
まとめ
- 管理栄養士国家試験の勉強は6月スタートが1つの目安
- 国家試験の勉強は「勉強範囲が膨大なため」「自分に合った勉強スタイルを見つけるため」「メンタルを保つため」早く始めた方が良い
- 6~11月は基礎固め、12月以降は問題を解いて実践力・応用力をつけるべき
この記事では、管理栄養士国家試験に向けた勉強をいつから始めた方がいいのかを私の体験談を交えてご紹介しました。
結論、早く始めるに越したことはないですし、早くから勉強をしている人は得点率もどんどん上がって、余裕で合格を勝ち取っています。
ぜひ勉強習慣をつけて、管理栄養士国家試験合格を目指していきましょう!
コメントを残す