肌断食について情報がありすぎて結局良いのか分からない!
化粧水や乳液、メイク落としなどを使わない肌断食は「肌がキレイになる」といった声もあり、気になりますよね。
私はメイク落とし・化粧水・乳液・美容液を手放し、約1年間ワセリンを使った肌断食を継続してきました。
1年続けた結果、私の肌はひどい乾燥が改善され「ワセリン肌断食を続けてよかった」と思えるくらい肌が改善されました。
今回は、私が現在も続けているワセリン肌断食の方法やアイテム、感じた効果やデメリットについて体験談を交えつつ、ご紹介したいと思います。
目次
ワセリン肌断食とは
ワセリンを使った肌断食は、メイク落とし・化粧水・乳液などのスキンケア用品を使わず、洗顔後はワセリンのみをつけるスキンケアのことです。
ワセリンは「肌の保湿」ではなく、「肌の保護」に使われ、外部刺激から肌を守ってくれたり、水分の蒸発を防いだりします。
つまりワセリン肌断食の目的としては「肌を守りつつ、肌自身が潤う機能を高める」といったところです。
ワセリンを使った肌断食を1年続けた私が感じた効果4つ
ワセリンを使った肌断食を1年試したら、以下のような効果を実感しました。
- 肌が乾燥しにくく、元気になった
- 毛穴が小さくなった
- スキンケア用品が少なくなって節約になった
- スキンケアにかける時間が大幅に減った
肌の質が改善するだけでなく、スキンケアに伴う出費や時間が減ったのもとても嬉しかったですね。
出費が減れば何か違うことにお金をかけられますし、時間が節約できれば他のことに時間をかけられます。
肌が乾燥しにくく元気になった
私はもともと肌の乾燥がひどく、保湿は十分すぎるくらいしないと粉をふいていました。
朝どれだけメイクのりが良くても、夕方には乾燥してファンデーションもパリパリ…。
しかし、ワセリン肌断食を始めてからは、乾燥が改善され、洗顔後の肌のつっぱりもなくなりました。
ワセリン肌断食をしたことで、肌本来の潤う機能が高められたんだと思います。
実感としては、肌もつるっとしましたし、肌に元気な印象があります。
毛穴が小さく、ごわつきがなくなった
フルラインナップのスキンケアをしていたころは、顔の毛穴(特に鼻)の開きやごわつきが気になっていました。
ワセリンを使った肌断食をしてからは、毛穴の開きやごわつきが気にならなくなり、顔がワントーン明るくなった印象があります。
おそらく、メイクもすべて石鹸で落ちるものを使っていたので、毛穴の汚れが落ちやすくなったのではないかと思っています。
スキンケア用品が少なくなって節約になった
ワセリンを使いだしてからは、化粧水・乳液・美容液・クリームなどが不要になったので、洗面台がスッキリしました。
さらに、ワセリンは数百~千円台なので、スキンケア用品代が約10分の1にまで減りました。
スキンケア用品は減って、お金が節約できているのに、今までより肌の調子が良いです。もう戻れないと思います(笑)
スキンケアにかける時間が大幅に減った
以前は、化粧水・乳液・美容液・クリームを塗っていたので、約15分くらいは時間をかけてじっくりスキンケアをしていました。
ワセリン肌断食を始めてからは、洗顔後にワセリンをつけるだけなので、5分もたたないうちにスキンケアが終わっています。
特に朝は準備に忙しいので、スキンケアに時間を取っていられないですが、ワセリンに切り替えてからは、朝の余裕さが違いました。
ワセリンを使った肌断食のデメリット2つ
私はワセリンを使った肌断食をして、肌の改善やお金・時間の節約という効果を感じたので、本当にやってよかったと感じています。
しかし、最初から上手くいったわけではなく、「大丈夫かな?」と心配になることもありました。
私が感じた不安要素やデメリットだと感じる部分は2つあります。
- 最初は肌荒れしてしまった
- 使えるコスメが減った
いずれも私の場合は、代替策などで乗り越えられました。
人によって感じるデメリットは違うと思うので、参考程度にしていただければと思います。
最初は肌が荒れてしまった
私は以前、メイク落としと洗顔料を使った後、化粧水・乳液・美容液・クリームでのスキンケアをしていました。
そこから急に洗顔料とワセリンだけに切り替えたので、赤いプツプツとした吹き出物ができて肌荒れしました。
考えたら今まで使ってたスキンケアに肌は慣れているわけですから、急にワセリンだけになると肌も混乱してしまいますよね。
また、始めた時期が春だったので、花粉による肌荒れも関係していたと思います。
ワセリン肌断食を始めておよそ1カ月くらいは肌荒れしていましたが、そのあとからは肌がつるっとしていました。
肌断食を始めたころの肌荒れは誰もが通る道のようなので、いかにして乗り越えられるかというところですね。
使えるコスメが限られる
私は普段、洗顔料とワセリンしかスキンケアを使っておらず、メイクの際のコスメも石けんで落ちるものしか使っていません。
メイク落としは使わないようにしているので、メイク落とし必須なコスメは基本使えません。
デパートコスメなどが好きな方は「お気に入りのコスメが使えない…。」と少し辛いかもしれませんね。
ただ、私は結婚式のお呼ばれなどしっかりメイクしたい時は、せっけん落ちではないコスメを使うこともありますし、ちゃんとメイク落としもします。
そのため、普段は石けん落ちコスメを使って、ごくたま~にしっかりメイクを楽しむ分にはいいのかなと思いました。
ワセリン肌断食をする時に使っていたアイテム
「ワセリン肌断食をやってみたい!」という方の参考になるように、私が普段使っているワセリン肌断食に使っているアイテムをご紹介します。
- 精製ワセリン
- 無添加の洗顔料
- 石鹸落ちする日焼け止め
これらは毎日使っているもので、3つ合わせても3,000円台には収まります。
次から詳しく商品名なども紹介しますね。
精製ワセリン
ワセリンは、白色ワセリンなどたくさん商品がありますが、私が愛用しているものは純度が高い「サンホワイト」です。
小さいバケツのようなお徳用もあるんですが、チューブタイプの方が衛生的に使えるかなと思い、以下のものを使っています。
ネットで買うことが多いですが、コスメセレクトショップで販売もされていますよ。
無添加の洗顔料
洗顔料はドラッグストアで買える「カウブランド無添加うるおい洗顔」という洗顔フォームを使っています。
「肌断食で牛乳石けんを使っている」という声もよくありますが、やっぱり私は衛生面が気になってしまい、洗顔フォームを使っています。
安価ですし、手に入れやすいので、とても気に入っています。
石けん落ちする日焼け止め
顔用の日焼け止めは石けん落ちするオーガニックのものを使用しています。
肌断食中に限らず、年中日焼け止めを塗って、日焼け対策をしています。
また、普段あまりメイクはしないので、ワセリンを塗った後は、「日焼け止めを塗る」「眉毛を書く」くらいしかしていません。
肌断食によって肌が元気になっていくと、個人的には日焼け止めだけで十分なんです。
すでにできてしまったシミもありますが「メイクで隠さなければ!」とならず、あまり気にしてません。
私の肌の特徴
ちなみにワセリン肌断食は肌質によっても向き不向きがあるようなので、参考に私の肌の特徴を記載しておきます。
- 超乾燥肌
- 夕方には乾燥で、目の周りや口回りのメイクが崩れる
- ニキビは昔からできにくい体質
私は乾燥にずっと悩まされ、化粧水をずっと叩き込んでいました。
「私はいつまで化粧水を入れ続けたらいいのか?」と思っていたところ、ワセリンを使った肌断食を知り、実践をしました。
私が実践したワセリン肌断食の方法
ワセリン肌断食の方法はシンプルで、「洗顔後にワセリンを塗る」というものです。
しかし、その際に「肌はこすらない」ということは徹底していました。
夜と朝で少し方法を変えているので、以下参考にしてみてください。
夜のスキンケア方法
私は基本的にはメイクは石鹸落ちのものを使っているので、メイク落としはしません。
そのため、お風呂中に洗顔をして、お風呂上りにワセリンを塗るといった工程です。
以下、夜のスキンケア方法を示しておきます。
- 無添加の洗顔料をふわふわに泡立て、肌をこすらないように洗顔する
- ぬるま湯(約37℃)で泡を洗い流す
- お風呂上りにワセリン(チューブタイプ)を指先に約1cm出し、両指で温めながら広げ、顔にペタペタとスタンプするように塗る
洗顔は「ふわふわの泡を顔に転がすように洗う」ということを心がけています。
とにかく肌をこすらないよう注意です。
また、お風呂上りの顔の水分は軽く拭う程度です。
お風呂上がりは肌が水分を吸っている状態なので、それにフタするようにワセリンを塗るというイメージでやっています。
また、チューブタイプのサンホワイトは少し硬いので、指先で温めトロトロになるまで広げてから、顔にペタペタとスタンプするように塗っています。
サンホワイトを塗る時も肌をこすりません!
夜に以上のスキンケアをして、寝るといった具合ですね。
朝のスキンケア方法
朝は、洗面台で顔をすすいでからサンホワイトを塗るという流れです。
以下、具体的な方法を示します。
- 水かぬるま湯(37℃)で顔を洗い、水分はティッシュで軽くオフする程度にする
- ワセリン(チューブタイプ)を指先に約1cm出し、両指で温めながら広げ、顔にペタペタとスタンプするように塗る
朝のスキンケアは夜と違って、洗顔料は使いません。
洗顔料を使わない理由は、洗顔料を使うと目が見えないからか、すすぐ時に洗面台が水浸しになってしまうからです(笑)
そのため、サクッと水かぬるま湯で洗うようになりました。
これは、洗顔料を使うか使わないかは個人の好みになりそうですね。
ワセリン肌断食は合う人合わない人がいる
スキンケア用品でも合う合わないがあるように、ワセリン肌断食も肌質などによって合う人・合わない人がいます。
例えば、ワセリンは油分でできているため、顔の皮脂が多い人が使うとニキビが悪化したり、皮膚炎が起こってしまったりすることがあるそうです。
そのため、肌の状態を日々見ながら、「ワセリン肌断食は自分にとって合っているのか」を判断することが大事だと思います。
まとめ
- ワセリン肌断食とは、洗顔後はワセリンのみを使う方法である
- ワセリンを使った肌断食で、肌が乾燥しにくく、毛穴が小さくなった
- 化粧水や乳液といったスキンエア用品をワセリンに切り替えたことで、お金も時間も節約できた
- ワセリン肌断食をすると、最初は肌荒れしてしまった
- 石けん落ちコスメを使う必要があり、使えるコスメが限られてしまう
- 洗顔をするときやワセリンを塗る時は肌をこすらないことがポイント
- ワセリンを使った肌断食は、肌質によって合う人・合わない人がいる
この記事では、1年間ワセリンを使った肌断食をした私が感じた、ワセリン肌断食のメリットやデメリット、方法について解説しました。
スキンケアは自分に合ったものや方法を使うことが大事で、私の場合「洗顔後にワセリンを塗る」という方法がたまたま合っていたのかなと思います。
もちろんこれからもワセリンを使った肌断食は続けていきたいと思っています。
ぜひ情報を色々集めて、ご自身に合ったスキンケアを見つけてみてください。
この記事が参考になれば幸いです。
ワセリンを使った肌断食の方法が気になるわ…。